マンション・ビル・住宅建設と賃貸経営は新宅工務店

屋根壁すべてにガルバニウム鋼板を採用。外断熱工法と三層フローリングや洗練されたスタイリッシュな外観など、かなり個性的な4棟の賃貸住宅・建物からなる、小さな欧風街を彷彿させる物件です。賃貸集合でありながら、積み木のような同じ間取りをよしとせず、各棟とも階層が変わるごとに違う間取り設計になっています。施主様も設計者もこだわりが強く、全員が納得して図面が完成するまでにも随分時間をかけました。外構や周辺環境にも細部まで気を配りました。建設途中でも遊歩道を変更指示されたり、妥協の許されない納まりが多かったりと、工事の苦労は絶えませんでした。仕様が特殊なものばかりでしたから、結局は施主様も納得のうえで工期は2カ月も遅延しました。ですが、そのぶん築後の入居率が高く、空きがでてもすぐに入居者がつくという人気物件になっています。施主様にも入居者にもよろこばれる、印象深い現場です。
平成31年に、大阪市ハウジングデザイン賞にも選ばれました。

地下部分は鉄筋コンクリート造と地上1階2階は鉄骨造の複合構造で外壁面はコンクリート打放仕上げとグレーのサイディングで無機質な外観のデザインでありながら、丘の草木の緑色と調和することで、壮観な雰囲気を醸しだした建築です。サービス付き高齢者住宅として運営されており、内部に関しても、段差が一切なく、バリアフリー対応です。
施工中は学園前の住宅街の中ということと起伏の激しい地域の真ん中にあること、道路も非常に狭く対向車が来るとよけなければならない程でした。近隣に小学校もあり、通学・帰宅時に搬入搬出が重なるようなことがあれば・警備員もしくは現場監督員が誘導いたしました。施工は大変苦労いたしましたが、足場解体後に丘の上の建物を確認した時には、壮観な雰囲気に感動を覚えました。お客様にはその後もう一棟の案件もいただき、満足していただけていると思います。

宿泊施設の建設です。お施主様が遠方ですので、打ち合わせは80%が電話とメールでさせて頂きました。
当初、解決するべき難題が多く勃発し、紆余曲折があったことを思い出します。
途中でプロジェクト自体を断念せざるを得ない事態にもなり、長期間要しましたが何とか解決することができ、お施主様との末永いお付き合いが叶いました。
工事中は敷地にあまり余裕が無く、地階の施工が難航した時期もありましたが、近隣住民の皆様や弊社の協力会社の協力により、計画通りの素晴らしい建物が竣工しました。
建物は採光や風の通りを考慮し、京都らしい“和”を取り入れたジャパニーズモダンの設えをされています。
現在はコロナ禍でのオープンを控えておられますが、一番に利用したいと考えております。
京都にお越しの際は、是非ご利用ください。